
AR+AIビジョンによるリアルタイムPCB組立検証
導入事例
PCB組立検証の改善
この顧客は、x86およびRISCアーキテクチャをベースとした産業用コンピューティング製品を製造しており、マザーボード、コンピューティングシステム、パネルPC、Computer-on-Module、IoT対応デバイスなどを提供しています。
PCB組立では、作業者が複数の小型部品やコネクタを正しい位置に取り付け、接続する必要があります。作業者は作業手順を示す教育動画を使ってトレーニングを受け、その内容に従って組立を行っていました。組立完了後のPCBは、正しく組み立てられているかを確認するため、目視検査を受けていました。
PCB部品の位置や接続が誤っていると検査不合格につながり、生産を継続する前に不具合箇所を特定して修正する必要があります。
課題
動画ベースの教育と目視検査の限界
教育動画では組立手順を作業者に提示できますが、実際の組立工程中に各手順が正しく実施されているかを検証することはできません。
PCBコネクタは小型であるため、位置ずれや誤接続が発生する可能性が高まります。こうしたミスは、完成したPCBが目視検査工程に到達するまで発見されない場合があります。
また、完成したPCBごとに目視検査が必要となるため、組立後に追加の検証工程が発生していました。このプロセスでは、組立ミスにより検査不合格率3%が報告されていました。
メーカーは、PCBが最終検査に到達してからではなく、組立作業中に誤った工程を特定できる方法を必要としていました。
ソリューション
PCB組立を支援するリアルタイムAR+AIガイダンス
SolomonのAR+AIビジョンシステムであるMETA-aiviは、PCB組立中の作業者にステップごとのガイダンスを提供します。
定められた標準作業手順に従い、設置されたタブレット上に作業指示を表示します。作業者が各工程を完了すると、META-aiviが組立状態を検証し、OKまたはNG(不良)の判定結果を表示して、その場でフィードバックを提供します。
これにより、組立後の目視検査だけに依存するのではなく、作業工程中に組立ミスを特定できます。
META-aiviは、PCB部品検査にも対応できます。
PCBコネクタ組立検証
META-aiviは、必要なPCB組立工程が正しく完了しているかを確認し、作業者に即座にOK/NGのフィードバックを提供します。これにより、コネクタの取り付け位置や接続に誤りがある場合でも、組立作業の進行中に特定できます。