AccuPick LM
自動化高効率定位システム
AccuPick LM 製品説明
AccuPick LM はソロモンがUniversal Robot のエコシステム「UR+」の一つとして開発した、高効率定位自動化ソリューションです。これはオブジェクトのピッキング、搬送、プレーシングの一連の動作において使用されます。AccuPick LM は素早く正確に位置を把握し、オブジェクトをピッキングしたりプレーシングしたりすることが可能です。オブジェクトがどんな方向を向いていても、QR コードを読み取ることでオブジェクトの位置を把握します。ストラクチャードライト方式などを用いた3D カメラがなくてもアームを誘導することが可能です。
正確なオブジェクト搬送と位置の確認はどの様な自動化生産ラインにおいても重要ですが、AccuPick LM はそのステップを大幅に簡略化します。他のハードウェアを用いた複雑な定位システムが必要なくなります。
「Landmark」を使用することにより、オブジェクト位置の変化を迅速に補正することができます。これにより、ロボットはダイナミックな作業領域でスムーズに作業することが可能となります。AGV などの停止位置が毎回多少ずれていても、AGV 上のロボットアームに搭載されたカメラが「Landmark」を撮影できる範囲内にあればオブジェクトを正確に見つけることができます。AccuPick LM における座標系は、従来の様なアームを中心としたものからコードを中心としたものに変換された画期的なソリューションとなりました。
AccuPick LM の機能
素早い定位
目標オブジェクトやUR のロボットアームの位置が毎回変化しても、ロボットアーム上のカメラでQR コードを読み取ることで即座に座標を更新し、正確な位置を確認することが可能です。
AGVと組み合わせたダイナミックな作業環境を作る
ロボットアームをAGV/AMR や移動式スタックと組み合わせて、ダイナミックな作業場で物体の位置を正確に把握することが可能です。
完璧なインテグレーションと
使いやすさを実現
当社のAccuPick LM は、さまざまなUR ロボットアームモデルで簡単に使用可能です。プログラミング技術がない従業員でも操作方法を簡単に覚えることができるので、誰でも自分で設定して使用することが可能です。
開封後に即使用可能、
素早く導入可能
簡単にインストールでき、素早く導入することが可能です。AccuPick LM を受け取ってから、プログラミング作業なしですぐに導入できます。これにより、秒単位の生産ライン競争において優位に立つことができます。
製品バーコードの読み取り
AccuPick LM ソフトウェアには、高速かつ正確な定位機能に加えて、バーコード読み取り機能も組み込まれており、オブジェクト上のバーコードを読み取って認識することができます。
これにより複雑な作業もより簡単になります。
将来的な拡張性が高い
ソロモンの製品ラインナップには最新の3D ビジョンシステムやAI を利用した欠点検査ソフトウェアなどもあります。AccuPick LM を導入した後、将来的にこれらのAI 技術を生産ラインに導入することで、完全なインダストリー4.0 の実現がより簡単になります。
URCapsプラグインとして、既存のユニバーサルロボットユーザーはAccuPick LMをすぐに箱から出して使用することができます。
AccuPick LM アプリケーション
AGV/AMR上にコボットをマウント
AGV/AMRが到達したのち、カメラがワーク台の二次元バーコードをスキャンしてからコボットがピッキングの動作を始めます。AGV/AMRが毎回高い精度で同じ位置に停止できなくても、AccuPick LMは高効率定位自動化システムとしての能力を発揮し、正確な動作でピッキングを行います。
ワーク台上にコボットをマウント
自動化生産ラインではコンベア上のオブジェクトのピック&プレースが行われますが、オブジェクトが置かれている角度は毎回ズレています。しかし、マシンビジョンが「LM(Landmark)」を見つけられれば、オブジェクトの相対位置を把握して適切な動作をすることが可能です。
AccuPick LMのバーコード読み取り機能の応用
バーコードの位置がスキャン範囲内にあれば、安定した読み取りが可能;将来はAccuPick 3DやAI技術を導入していくことで、プロセスはよりシンプルになっていきます。
エンドユーザー
ソロモンが独自に研究開発したAI 3Dビジョンテクノロジーは、
全世界で半導体、電子、自動車、食品、紡織、物流などの多くの産業領域に跨りご愛顧いただいております。
全世界で半導体、電子、自動車、食品、紡織、物流などの多くの産業領域に跨りご愛顧いただいております。