プリント回路基板(PCB)部品実装検査

AIビジョンによるPCBAでの部品実装状態検査

電子機器製品の基礎:プリント回路基板

プリント回路基板(Printed Circuit Board, PCB) は電子部品の中でも最も重要な部品で、各種電子部品を搭載しています。プリント回路基板を実装した後、部品の種類や位置など部品が正しく組み込まれているかを必ず詳細に確認をしなければなりません。これにより初めてPCBA(PCB Assembly)が正しくなされていることを確認できるのです。

PCBAでの良品率問題:部品数が多くて複雑。検査が困難。

PCBAでの電子部品の種類は抵抗器、コンデンサ、トランジスタなど非常に多くて複雑です。一般的には回路設計や回路特性によって部品の配置は最適となるように決められます。各部品には型番、サイズ、組込み方向の決まりなどがあり、正確に実装されることが求められます。生産ライン上では目視検査が一般てきですが、大量生産となると効率的な検査方法が必須となります。しかも良品率を上げることが前提です。

PCBAの良品率救世主:AI欠点検査

SOLOMON社製検査ソフトウェア、SolVisionのAIプラットフォームの特徴抽出技術により、PCB上の各部品の位置と特徴を定義できます。訓練学習後のAIモデルを利用し、部品の有無、誤実装などの異常を検出可能です。

プリント回路基板の欠点検査事例

正常

NG: 組込み方向違い